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「形式手法の世界に一石を投じたい」、CAV Techを創業した田口氏に聞く

シーエーブイテクノロジーズ 代表取締役社長 田口研治氏

進藤 智則=日経エレクトロニクス
2011/07/20 17:00
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CAV Technologies 代表取締役社長の田口氏
CAV Technologies 代表取締役社長の田口氏
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 安全規格の認証取得や形式手法(formal methors)の導入支援などを手掛ける、シーエーブイテクノロジーズ(CAV Technologies Co., Ltd.、Tech-On!関連記事01)。形式手法の研究者であり、同社を起業した田口研治氏に起業の経緯などについて聞いた。

 田口氏は、形式手法の研究で世界トップ・レベルともいえるスウェーデンUppsala University出身という、異色の経歴の持ち主だ。1980年代の人工知能ブームの最中、米IntelliCorp社のエキスパート・システム「KEE」の国内販売を手掛けていた当時のCSK総合研究所(CRI)に入社し、エキスパート・システムの開発などに従事。その後、CSKシステムズなどでの研究活動を経て2000年に Uppsala Universityに留学、同大で博士号を取得した。Uppsala大は、時間オートマトン(timed automaton)ベースのモデル検査ツール「Uppaal」を、デンマークAalborg Universityと共同開発したことでも有名で、形式手法研究のメッカともいえる組織だ。

 その後、英University of Bradfordの講師を経て2005年に帰国し、国立情報学研究所(NII)の特任教授に就任。社会人向けのソフトウエア工学の講座「TOPSE(トップエスイー)」(Tech-On!関連記事02同03)の立ち上げで中心的な役割を果たした。2011年には、形式手法の分野で世界最大の学会である「FM 2011」で日本人唯一となるProgram Committee を務めたほか、トヨタ自動車の制御技術者がOMGにおいて提唱している安全規格の標準化活動にも協力しており(Tech-On!関連記事04同05)、2011年6月からはそのOMGで「System Assurance Task Force」のCo-Chairにも就任した。

 以下、会社設立の経緯などについて、田口氏に聞いた。(聞き手=進藤 智則)

まず起業の経緯についてお聞かせください。

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