携帯機器を非接触で充電─。このための技術開発が,実用化に向けて国内外で活発になっている。

 村田製作所とセイコーエプソンは,非接触の急速充電システムを共同開発する。一般的な携帯電話機(電流容量が800mAh程度の2次電池を搭載)を,10~15分の短時間で,しかも非接触に充電するためのデバイス開発を手分けする。村田製作所がキャパシタ並みの急速充電が可能なLiイオン2次電池とその周辺回路を,セイコーエプソンは高効率の非接触充電システムなどを提供する。2010年までに製品化することを目指す。