スマート&ウェアラブル化するITヘルスケアへの展望をテーマに開催される「ITヘルスケア学会 第9回年次学術大会&モバイルヘルスシンポジウム2015」をリポートします。
2015年6月6~7日、くまもと県民交流館パレアで開催
スマート&ウェアラブル化するITヘルスケアへの展望をテーマに開催される「ITヘルスケア学会 第9回年次学術大会&モバイルヘルスシンポジウム2015」をリポートします。
「ICTを活用したヘルスケアを、“普通の健康な人”から浸透させようとするのは無理。まずはスポーツ分野で成功事例をつくるべき。今はその絶好のチャンスだ」。
衣服の上から非接触で心電図を測り、人体を介して近くのパソコンなどにリアルタイムに伝送する――。ベタついたゲル電極を肌に付ける、あの不快感なしに心電図を測れる手法を、名古屋工業大学が開発した。
インフォコム主催「デジタルヘルスコネクト」が第2弾企画
現場の課題を募集します――。 「ITヘルスケア学会 第9回年次学術大会&モバイルヘルスシンポジウム2015」(2015年6月6~7日、熊本市)では、医師が抱える医療現場の課題を募っている展示ブースがあった。「デジタルヘルスコネクト」のブースである。
「個人健康情報の海外への流出を抑え、国内で活用できる環境を整えたい」(ITヘルスケア学会 代表理事で国立保健医療科学院 研究情報支援研究センター 上席主任研究官の水島洋氏)――。スマートフォンやウエアラブル端末で手軽に収集できるようになった、“ヘルスケアビッグデータ”とでも呼ぶべき個人の健康情報。…
メドピアの石見陽氏が語るITとヘルスケアの未来
「医師の集合知によって、医療を再発明する」――。全国に約30万人いる医師の4人に1人が利用する医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」。運営主のメドピア 代表取締役社長の石見陽氏は、同社のビジョンをそう語る。
「ペッパー、何か演奏できる?」。こう問われたペッパーは、上半身をゆらゆらと揺らしながらエアギターを演じ始めた――。
米IBM社のコグニティブコンピューティング技術「IBM Watson」が、2015年内に日本語に対応する。金融や医療などさまざまな分野に浸透し始めたWatsonが、日本でも活躍の場を広げる原動力となりそうだ。