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博多にある3次元地図データに特化した子会社、ジオ技術研究所とは

地道な地図作りが信頼の証、ゼンリン訪問記(第3回)

狩集 浩志=日経テクノロジーオンライン
2014/04/17 06:00
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日本で民間最大の地図会社であるゼンリン――。現在、自動車を利用する上で欠かせないカーナビの国内における地図データの7割は同社が手掛けている。前回は地図データの編集・管理を担う「ゼンリンテクノセンター」を紹介した(前回参照)。今回は、同社の子会社であるジオ技術研究所に潜入した。カーナビを利用していると、主要道路の交差点付近を走行している際に、アニメーション映画のように高精細な3次元CGが出てきて、曲がる地点を正確に把握できた人も多いはずだ。この3次元CGの地図データを専門に手掛けているのが、ジオ技術研究所である。

3次元地図データを専門的に手掛けるジオ技術研究所。2001年8月に設立された。
3次元地図データを専門的に手掛けるジオ技術研究所。2001年8月に設立された。

 ゼンリン本社から約60km離れた博多駅のすぐ近くに同社の子会社であるジオ技術研究所がある。ジオ技術研究所は、3次元地図データの制作に特化した会社だ。カーナビを利用中に主要道路の交差点や高速道路の分岐などにおいて3次元CGで詳細な地図が表示されることがあるが、その地図データを専門的に制作している。

 ジオ技術研究所の3次元地図データ「Walk eye Map」の特徴は、主要道路の交差点を中心に、3次元CGに緯度や経度情報などの属性データを付加した「リアル交差点情報」を用意していることだ。

博多駅前を表現した「リアル交差点情報」
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 この3次元地図データの制作には、カメラを搭載した専用車両「タイガー・アイ」を使って、交差点付近50m四方の映像から情報を取得している。建物の形状や階数をはじめ、道路の街路樹や標識、信号機、中央分離帯、歩道などの位置情報が登録されている。

ジオ技術研究所は、緯度や経度の情報などの属性データを備える3次元地図データを制作している。
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