麺屋 まん福の店構え。立ち食いソバ屋みたいです
麺屋 まん福の店構え。立ち食いソバ屋みたいです
[画像のクリックで拡大表示]

 CEATEC JAPAN 2007が行われている幕張メッセは,食事情がやや厳しい。大きなフードコートが3カ所にあるものの,CEATECほどの大規模イベントになると昼時は長蛇の列。並ぶのをあきらめ,売店で買ったお弁当やサンドイッチを,通路のベンチに座って食べる姿もこうしたイベントでは定番の風景である。

 そんな幕張メッセ内に,事実上,関係者専用の知る人ぞ知るラーメン屋があるというのをご存じだろうか。実は幕張メッセの公式WWWサイトにちゃんと紹介がある(幕張メッセWWWサイト)。その名も「麺屋 まん福」。本格とんこつラーメンの店である。

 この店が関係者専用なのは店主の営業方針でもなんでもなく,主にその立地と関係する。この店があるのは,国際会議場棟とイベントホールの間の1階。ちょうど,メインゲートを入ってすぐのフロアの真下にあたる。通常ならここは,関係者以外立ち入れない場所である。なぜなら,展示ホールからここにたどり着くためには通常,事務局やプレスルーム,出展者向けの休憩所などが設けられ,一般の入場者が立ち入れないエリアを通り抜ける必要があるからだ。このため,この店は事実上,関係者以外は利用できないのである。

 ただし,今回のCEATECの場合は一般の入場者でもまん福のラーメンを堪能できそうだ。というのは,今回CEATECの会場がHall9,10,11に拡大されたことに伴い,Hall3と4の間の通路からイベントホールの1階に向かうゲートが開放されているからだ。ここを通ってシャトルバスに乗ったり,イベントホールの1階を抜けてHall9,10,11に向かえるようになっている。展示会場からこのゲートを出て右,シャトルバスの走る通路沿いを歩けば,目的地はすぐである。

 念のため,ゲート付近にいた警備員に「あっちのラーメン屋って食べに行っていいの?」と聞いてみたが,「問題ないと思います」とのこと。CEATECを訪れるラーメン・マニアの皆さん,チャンスですよ。

Hall3と4の間の通路を出てすぐ右を向くとそこには「まん福」の案内がある(真
Hall3と4の間の通路を出てすぐ右を向くとそこには「まん福」の案内がある(真
[画像のクリックで拡大表示]
ごくごくオーソドックスなとんこつ醤油ラーメンでした(海苔トッピングで750円)
ごくごくオーソドックスなとんこつ醤油ラーメンでした(海苔トッピングで750円)
[画像のクリックで拡大表示]