ものづくり用語
目次
-
低圧ツナギ箱
テイアツツナギバコ
低圧回路側の,運転指令などの重要指令線から空調指令といったサービス指令線までを収めた箱のこと。車両ごとに,各線がこの箱の中でいったん束ねられる。
-
VVVFインバータ
ブイブイブイエフインバータ
電圧と周波数を共に変換することが可能なインバータのこと。
-
技術コストテーブル
ギジュツコストテーブル
コストが既知の現在の類似部品に対する仕様差から相対コストを見積もるツールである。
-
機能なし部品
キノウナシブヒン
製造や運搬性のために,機能がある部品レベルから機能がない部品まで分割された部品をいう。
-
軸力
ジクリョク
ボルトとナットの間で,両者を密着させるように軸方向に働く引っ張り力。この力で雄ねじと雌ねじが接触し,摩擦力が発生して強固に締結される。
-
発電効率
ハツデンコウリツ
「発電量÷発電のために投入したエネルギ」で定義される。熱効率ともいう。燃料を燃焼させた際に生じた水蒸気の潜熱を投入エネルギに含めて計算するHHV(Higher Heating Value,高位発熱量)と,潜熱を投入エネルギに含めずに計算するLHV(Lower Heating Value,低位発熱量…
-
LEDプリンタ
エルイーディープリンタ
-
ブロック共重合体
ブロックキョウジュウゴウタイ
異なるモノマ,例えばAとBが「─AAAAAABBBBBB─」といった具合にそれぞれブロックを構成しながら共重合した高分子。
-
生分解性
セイブンカイセイ
微生物などによって分解し,最終的には水と二酸化炭素になる性質のこと。バイオプラには生分解性がないものもある。
-
鋳造方案
チュウゾウホウアン
鋳型の中での溶湯(溶けた金属)の流れ方と,冷却時の鋳鉄の収縮度合いを予測して型を設計すること。
-
クロスライセンス
クロスライセンス
特許の権利者同士がそれぞれの保有する複数の特許を持ち寄り,互いに特許の実施権を許諾すること。
-
システムコール
システムコール
OSが備える関数を呼び出す仕組みのこと。OSはさまざまな機能を関数として実装しており,その関数をシステムコールによって呼び出すことで個々のプログラムの中でOSの機能を利用することが可能となる。
-
共通ライブラリ
キョウツウライブラリ
複数のプログラムから使用できるようにライブラリ化したソフトウエア関数群のこと。プログラミング言語ごとに,こうしたライブラリが用意されている。
-
WTO/TBT協定
ダブリュティーオー/ティービーティーキョウテイ
WTO(World Trade Organization,世界貿易機関)は,各国間の貿易のルールを国際的な立場で調整する国際機関。日本を含め130カ国以上が加盟している。
-
CEN/CENELEC
セン/セネレック
CENとCENELECはいずれも,欧州の標準化団体。CENELECは欧州電気標準化委員会(European Committee for Electrotechnical Standardization)で電気・電子分野の標準化を,CENは欧州標準化委員会(European Committee fo…
-
高強度鋼
コウキョウドハガネ
ANSI(米規格協会)4340鋼(Ni・クロム・モリブデン鋼)などが利用される。引っ張り強さは1200MPa以上,場合によっては1700MPa以上という。
-
水素脆化
スイソゼイカ
鋼材中に吸収された水素によって鋼材の強度やじん性が低下する現象。高強度鋼ほど水素脆化しやすいとされる。
-
Nadcap
ナドキャップ
米SAEの外郭団体で,米Boeing社や欧州Airbus社に代表される航空機メーカーと,英Rolls-Royce社や米GE社などの航空機エンジンメーカーが参加するPRI (Performance Review Institute)が開発した,特殊工程管理に関する認証制度。特殊工程とは溶接,化学処理…
-
傷害値
ショウガイチ
ダミー人形を使って計測した加速度などから算出できる指標で,乗員がどの程度の損傷を受けるのかを定量的に評価できる。頭部や胸部など,体の部位ごとにいくつかの計算式がある。
-
分散の加法性
ブンサンのカホウセイ
互いに独立した異なる正規分布を組み合わせた場合に,これらの正規分布の分散の合計が組み合わせた正規分布の分散になるという法則。分散の正の平方根である標準偏差について見れば,2乗和の平方根が,組み合わせた正規分布の標準偏差になる。