説明するオスラムの飯田氏
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Osram Opto社の主なプロフィールと市場予測
Osram Opto社の主なプロフィールと市場予測
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オプトエレクトロニクス部品全体の市場とLEDのシェア。IHS調べ
オプトエレクトロニクス部品全体の市場とLEDのシェア。IHS調べ
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 ドイツOsram Opto Semiconductors社は、2016年12月、東京都内で報道機関向け発表会を開催し、事業方針などを紹介した。

 登壇したオスラム 代表取締役社長の飯田大介氏は、2011年以降、Osram Opto社の総売上高が順調に伸びていることをアピールした。2015会計年度(2014年10月~2015年9月)は12億9300万ユーロで、2016年度(2015年10月~2016年9月)は14億2500万ユーロである。今後も更なる成長を狙う。Osram Opto社が手掛けるオプトエレクトロニクス部品の市場は、今後5年(2016〜2021年)で年平均成長率(CAGR)3.3%を見込んでおり、「一般的な半導体に比べて高い成長率」(飯田氏)だという。

 Osram Opto社は現在、オプトエレクトロニクス部品全体の市場とLED(RGB、赤外などを含む)市場のいずれでも、金額ベースのシェアで2位につけるとする。このポジションで強化を進め、「ストロングナンバー2を目指す」(飯田氏)という。