自家消費分を10年間、定額で利用できる
自家消費分を10年間、定額で利用できる
(出所:住宅設備アシスト)
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 住宅設備アシスト(徳島市)は、居住者の初期負担なしで住宅太陽光発電システムを設置するサービス「アシストゼロソーラー」を徳島県と香川県で提供する。四国電力および四国電力グループのSTNet(高松市)と連携し、12月1日から開始した。

 2階建て以下の新築戸建住宅が対象。発電開始から10年間は太陽光発電システムの自家消費分を10年間固定の定額料金で利用できるため、日中の電気代を抑えることができるという。発電余剰分は、住宅設備アシストが売電収入を得る。

 設置する発電システムは5kW以上10kW未満で、太陽光パネルは国内4メーカー(パナソニック、長州産業、三菱電機、ソーラーフロンティア)から選択できる。設置後、1年目、5年目、10年目にメンテナンスを実施。10年後には発電システムを居住者に譲渡する。

 自家消費分の電気料金は月額3000円(長州産業、ソーラーフロンティア)、3500円(三菱電機)、4500円(パナソニック)。夜間や天候不良時は、電力会社から別途電力を購入する。

 利用条件として、四国電力との電力契約およびSTNetのピカラ光インターネットサービスへの加入が必須となる。また、太陽光発電システム以外の発電機器(蓄電池、V2Hシステムなど)は設置できない。