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 ドイツVolkswagen(VW)社は2016年11月17日、「ロサンゼルスオートショー2016(一般公開日:2016年11月18~27日)」で、新型電気自動車(EV)の「e-Golf」を発表した。2017年型の同車は、現行モデルよりリチウムイオン電池の容量を増やして航続距離を1.5倍に伸ばした。多くの新機能を採用した他、このほど大幅改良した「Golf7」と同様に、内外装を変更した。

 電池容量は現行の24.2kWhから35.8kWhに増やした。1回の満充電で走行できる距離は、50%増加して300kmまでとなった。7.2kWの交流電源による充電時間は6時間未満である。40kWの直流電源で急速充電する場合は、1時間以内に80%まで充電できる。

 モーターの性能も高めた。出力は最初のモデルより15kW(19hp)上がって100kW(134hp)になった。最大トルクは20N・m上がって290N・m。NEDC複合サイクルでの電費は12.7kWh/100kmとなる。最高速度は150km/hになり、停止状態から100km/hまで、従来より1秒早い9.6秒で達する。