保証サービスなどを手掛けるWarranty technology(東京都品川区)は10月31日、太陽光発電システム向けの「りょうしん保証」の販売を開始すると発表した。

 太陽光発電設備は、事故や天災のリスクが高いことから、現状では長期の保険に加入することが難しい。そこで、保守と保証まで組み合わせることで、長期の保険を可能にしたとしている。

 保守や保証、保険をパッケージ化したもので、りょうしんメンテナンスサービス(大阪市中央区)と提携して提供する。保証はWarranty technologyが担う。

 保守は、Warranty technologyによるO&M(運用・保守)サービスである「PVM2」を活用する。このO&Mサービスは、巡回点検、緊急時対応、遠隔常時監視、修理交換対応など、資産運用を年間で支援するサービスとしている。

 これに、太陽光パネルや接続箱、集電箱の保証、保険(動産総合保険、利益保険、施設賠償責任保険)を組み合わせた。

 低圧の送電線に連系する太陽光発電設備については、規模別のパッケージプランを提供する。高圧や特別高圧の送電線に連系する太陽光発電設備については、条件に基づいて保証、保険の適切なプランを提供するとしている。