台湾の太陽電池セル(発電素子)や太陽光パネルのメーカーであるジンテック(Gintech)、ネオソーラーパワー(NSP)、ソーラーテック(Solartech)の3社は16日、2018年の第3四半期までに合併し新会社を設立すると発表、覚書に署名した。
台湾の調査会社TrendForceの一部門であるEnergyTrendによると、3社の太陽電池セルの製造能力は合計5GWに達するとみられる。そのうち、3.5GWが台湾の工場、1.5GWが中国、タイ、ベトナムの工場によるもの。
この合併により誕生する新会社「United Renewable Energy Company(UREC)」は、台湾最大の太陽光パネル・メーカーとなり、世界でも5位の製造能力を持つことになるという(図)。