SBエナジーが宮崎県えびの市に稼働したメガソーラー
SBエナジーが宮崎県えびの市に稼働したメガソーラー
(出所:SBエナジー)
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 ソフトバンクグループで再生可能エネルギー事業などを手掛けるSBエナジー(東京都港区)とJA三井リース(東京都中央区)は10月10日、宮崎県国富町に出力22.4MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「ソフトバンク宮崎国富ソーラーパーク」を建設すると発表した。10月に着工し、2019年度中の運転開始を目指す。

 約46.6haの私有地(山林)に中国トリナ・ソーラー製の太陽光パネルを8万1552枚設置する。年間予想発電量は、一般家庭約7410世帯分に相当する約2667万7000kWhを見込んでいる。買取価格は36円/kWh。

 SBエナジーとJA三井リースが50%ずつ出資して設立した「宮崎国富ソーラーパーク合同会社」(東京都港区)が事業主体となる。SBエナジーが太陽光パネルやパワーコンディショナー(PCS)などの機器を調達し、同合同会社に供給する条件の下でプロジェクトファイナンスを組成する。

 PCSは中国ファーウェイ(華為技術)製、架台は奥地建産(大阪府松原市)製を採用する。O&M(運営・保守)サービスは九電工が担当する。