日本IBMは2016年10月7日、遺伝子解析サービスを手掛けるジェネシスヘルスケアと、パーソナル・ヘルスケア・サービス分野でのパートナーシップについて検討を開始すると発表した。50万人規模の遺伝情報を解析した実績を持つジェネシスヘルスケアの事業ノウハウや解析アルゴリズムと、IBM社のコグニティブコンピューティング技術などを融合。パーソナル・ヘルスケア・サービス分野での新たなシーズの可能性を探る。

 日本IBMは、遺伝子データと健康診断データなどを組み合わせた健康管理メニューや健康増進プラットフォームの可能性について検討する。将来、コスト効率のよい医療や個別化した健康情報の提供といった、公益性のあるソリューションの開発に活用されることが期待されるという。