ペロブスカイト太陽電池が一歩前進、カリウムがレアメタルを代替へ

半径の大きいAサイトの粒子を小さな粒子で”中和” ペロブスカイト材料の幾何学的安定性は、Goldschmidtのトレランスファクター t と呼ばれる指標で評価できる。AサイトにFAを用いるとtの値が大きくなり、不安定化するため、イオン半径が小さなアルカリ金属を加えてバランスを取る手法が開発された。今回東京大学は、これまで”小さすぎる”と考えられていたK<sup>+</sup>をCsやRbの代わりに用いた。(図:パナソニックの資料を基に本誌が作成)
半径の大きいAサイトの粒子を小さな粒子で”中和”
ペロブスカイト材料の幾何学的安定性は、Goldschmidtのトレランスファクター t と呼ばれる指標で評価できる。AサイトにFAを用いるとtの値が大きくなり、不安定化するため、イオン半径が小さなアルカリ金属を加えてバランスを取る手法が開発された。今回東京大学は、これまで”小さすぎる”と考えられていたKをCsやRbの代わりに用いた。(図:パナソニックの資料を基に本誌が作成)

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