竣工した次世代型多目的ロボット化生産拠点の建物外観(出所:CYBERDYNE)
竣工した次世代型多目的ロボット化生産拠点の建物外観(出所:CYBERDYNE)
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ロボットスーツHAL介護支援用(腰タイプ)を装着して実施したテープカット(出所:CYBERDYNE)
ロボットスーツHAL介護支援用(腰タイプ)を装着して実施したテープカット(出所:CYBERDYNE)
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 CYBERDYNEは2016年8月22日、福島県郡山市に整備を進めてきた「次世代型多目的ロボット化生産拠点」の竣工式を開催した(関連記事)。ロボットスーツHALや手のひらサイズの心電・動脈硬化計、各種バイタルセンシングシステムなどの製品をこの拠点から展開する。「早急に本格稼働できるよう、設備や新技術などを投入していく」(CYBERDYNE)。

 サイバニクス技術を駆使し、熟練者の技能を組み込んだロボットと従業員が協調してロボットや機器を生産する、次世代型の生産拠点を目指すという。ロボットスーツHAL医療用下肢タイプの導入拡大や新製品ラインアップを見据え、施設規模の拡充も視野に入れていく。