東京工業大学と米国パシフィック・ノースウエスト国立研究所(PNNL)らの研究グループは2016年8月19日、電子化物ガラスが従来のガラスと大きく異なるユニークな物性を持つことを実験と計算によって明らかにしたと発表した。12CaO・7Al2O3(マイエナイト)電子化物(C12A7:e−)ガラスの物性と構造を検討したところ、化学組成はそのまま酸素イオンの3%を電子に置き換えただけで、ガラス転移温度(Tg)が100度以上低下することを見出した。
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