タイの石油関連企業であるBangchak Petroleum社グループのビーシーピージージャパン(東京都港区)は8月5日、秋田県に開発した、出力約13MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「AKITA NIKAHO発電所」が竣工したと発表した。
同社は、Bangchak Petroleum社の再生可能エネルギー子会社の日本法人で、5カ所目の太陽光発電所の稼働となった。5カ所の合計出力は、約26MWとなっている。
秋田県にかほ市大竹にある、面積26万1520m2の土地に立地する。土地は、大森部落牧野農業協同組合、金浦大竹牧野農業協同組合、三共のほか、個人2人が所有している。
年間発電量は、約2700世帯の消費電力に相当する、約1426万6000kWhを見込んでいる。東北電力に全量を売電する。
開発に要する資金は、プロジェクトファイナンスによる融資で調達した。北都銀行、羽後信用金庫、秋田信用金庫、秋田県信用組合が融資した。
設計・施工は大和ハウス工業が担当した。太陽光パネルは中国トリナ・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)を採用した。
太陽光パネルは4万2800枚、PCSは12台を設置した。