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HOMEクルマ車載部品 > マツダが19年に超希薄燃焼エンジン、「内燃機関革命の第2弾」

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マツダが19年に超希薄燃焼エンジン、「内燃機関革命の第2弾」

  • 清水 直茂=日経Automotive
  • 2017/08/08 20:18
  • 1/2ページ
マツダの新エンジン
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現段階でHCCIの運転領域は狭い
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 マツダは2017年8月8日、火花点火(SI:Spark Ignition)ではなく圧縮着火(CI:Compression Ignition)して燃焼させる次世代ガソリンエンジンを2019年に実用化すると発表した。空燃比で約30以上(空気過剰率で約2以上)に達するスーパーリーンバーン(超希薄燃焼)を実現し、熱効率を大きく高める。同社社長の小飼雅道氏は次世代エンジンを「内燃機関革命の第2弾」と位置付けて、「極限までCO2排出量削減を進める」ための基盤技術にする。

 次世代エンジンを「SKYACTIV(スカイアクティブ)-X」と名付ける。第1弾の「SKYACTIV-G」技術を採用した現行ガソリンエンジンに比べて、エンジン単体の燃費率を最大で20~30%程度改善できると見込む。加えてトルクを全域の平均で10%以上、最大で30%高められるとする。

 ガソリン燃料と空気の混合気を圧縮して多点着火するHCCI(予混合圧縮着火)燃焼の成立範囲を広げて、超希薄燃焼を実現する考えだ。HCCIはかねて多くの技術者と研究者が実現に挑むが、運転範囲が狭くて実用化しない夢の技術。低負荷域では筒内温度が高まらず、燃料に火が着かない。逆に高負荷域は激しく燃え過ぎる。高回転域では、高速なピストンの動きに着火が間に合わない。

 マツダは「火花点火制御圧縮着火(SPCCI:Spark Controlled Compression Ignition)」と呼ぶ独自の技術を開発し、圧縮着火した超希薄燃焼による運転範囲を実用域全体に広げる。現時点で詳細を明かさないが、圧縮比を高めて気筒内を高温・高圧とし、点火プラグを使いながらも多点で圧縮着火する新しい燃焼を実現するようだ。

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