筐体が黒いのが「ソムノタッチRESP」
筐体が黒いのが「ソムノタッチRESP」
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 フクダ電子は2016年7月、カードサイズで軽量の睡眠評価装置「ソムノタッチRESP」を発売した。脳波や心電、呼吸、酸素飽和度などから睡眠状態を評価する睡眠ポリソムノグラフィー(PSG)検査に利用できる。睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断などに向ける。

 装置はドイツSOMNOmedics社製で、従来機種に比べて大幅に小型・軽量化した。ベルトで胸部に巻き、脳波センサーや呼吸センサーと接続して使う。

 Bluetoothによる無線通信機能や、カラータッチパネルを搭載。脈波伝搬速度(PTT)を利用した血圧モニタリングにも対応でき、本体に内蔵するセンサーで体位も測れる。