「売電状況」の画面
（出所：IIJ）
[画像のクリックで拡大表示]
「発電所別メーター一覧」の画面
（出所：IIJ）
[画像のクリックで拡大表示]
インターネットイニシアティブ（IIJ）は、太陽光など再生可能エネルギー発電事業者が売電状況を分かりやすくモニタリングできる「発電事業者パック」を7月18日から提供開始すると発表した。
同社は、スマートメーターとHEMS（住宅エネルギー管理システム）の接続（Bルート）に必要なシステム基盤をワンストップで提供する「IIJスマートメーターBルート活用サービス」を提供しており、今回、同サービスに新たに追加した。
「IIJスマートメーターBルート活用サービス」は、低圧スマートメーターのBルートからデータを取得・活用するのに必要なゲートウエイ機器、端末の集中管理システム、収集データの管理システムをワンストップで提供する。標準機能として、電気小売事業者向けに収集データなどをモニタリングする管理画面を実装する。
今回発表した「発電事業者パック」では、太陽光などの再生可能エネルギー発電事業者やO&M（運営・保守）事業者が売電状況を分かりやすくモニタリングできるよう最適化した管理画面を提供する。リアルタイムの売電状況、売電料金の概算、日別のピーク売電力値などを表示する。
このほかにも、各種データのCVSダウンロード、発電所ごとの売電状況の横断表示などの機能を搭載する。2017年度中には、気象情報表示やアラート通知機能を提供開始する予定。利用料金は個別見積もりとなる。
