太陽光発電開発事業者である日本ソーラーサービシズ(東京都港区)は6月1日、岩手県において、出力30MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を開発すると発表した。
同社は、ソネディックス(Sonnedix)による投資を運用し、太陽光発電所を開発・運用する会社としている。ソネディックスは、Sonnedix Global Holdingsと、JPモルガン・アセット・マネジメントの助言を受けている投資家が所有するIIF Solar Investmentによる合弁会社である。
メガソーラーは、岩手県宮古市に立地する。許認可や資金面の段取りが整い次第、着工するとしている。着工時期は、2016年内を予定している。
メガソーラーの建設、系統連系、試運転を対象とするEPC(設計・調達・施工)サービスに関して、5月31日に大和ハウス工業と契約を締結した。
O&M(運用・保守)も、大和ハウス工業が担当する予定となっている。
太陽光パネルはハンファQセルズ製、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)製を採用する。PCSは、ストリングインバーターと呼ばれる、分散型を採用する。
日本ソーラーサービシズは現在、山梨県で2カ所の太陽光発電所を運営しているほか、大分県において、出力33MWのメガソーラーを着工している。