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長身なのには理由がある、富士通の商品棚保守ロボット

  • 小島 郁太郎
  • 2017/05/18 07:30
  • 1/2ページ

 富士通は、2017年5月18日と19日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開くプライベートイベント「富士通フォーラム2017 東京」で、ロボットを活用したシステムを複数披露する。同社は、これから重要度が増すデジタル技術として、AIとロボットを挙げており(関連記事:AIを支えるサーバーの冷却技術、富士通が披露)、披露するシステムが両技術を活かす具体例だとしてアピールする。

商品棚保守向けのロボットシステムのデモ。日経テクノロジーオンラインが撮影。
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 例えば、「自律型店舗ロボットソリューション:MATEY」と呼ぶシステムでは、自律走行する長身のロボットと、クラウドで稼働するAIベースの解析・分析ソフトウエアが連携する。ロボットは閉店後の店舗の通路を自律走行しながら、商品棚の画像を撮影し、その画像をクラウドに送る。そして、クラウド上のソフトウエアで解析・分析する。これで例えば、商品の欠品や置き場所の間違え、向きの乱れなど見る。こうした作業はこれまで店舗の従業員が行っていた。ロボットに代替させることで効率化を図る。将来は、商品棚の陳列順序の違いが売上高にどれだけ影響を与えるかを見極めるなども行うとする。

「自律型店舗ロボットソリューション:MATEY」の概要。富士通のパンフレットから転載。
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 「開店中に使えば万引き防止などのメリットも期待できるのでは?」と説明員に聞いたところ、「子供がぶつかって転倒する恐れがあり、まずは閉店後での利用を勧めている」との答えが返ってきた。それならば「もっと背の低いロボットにすればいいのでは?」とさらに質問すると、「一般に日本の店舗は通路が狭い一方で、棚の高さはある。低身長のロボットでは棚全体を撮る画角が確保できない」との答えを得た。

 MATEYは、スーパーマーケットで実証実験済みである。製品化は1~2年以内だとのことだった。

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