富士通は、ベンチャー企業のExaScalerが開発した液冷サーバーの評価結果の一部を明らかにした。空冷サーバーを利用する場合と比べてサーバーの設置面積を1/3に抑え、データセンターの消費電力を40%削減するとの目標に対し、前者は実現可能で、後者は30数%の削減を見込めることを確認した。消費電力については、液体の冷却に用いる装置(チラー)を自然空冷に変えるといった工夫で40%減は可能と見る。富山県富山市にある、同社の社内システム向けデータセンターに液冷サーバーを設置し、4000台程度の仮想デスクトップ環境を動作させて評価した。
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