メドピアは医師専用コミュニティーサイト「MedPeer」について、エクスメディオが運営する医師間(DtoD)の皮膚疾患診療支援サービス「ヒフミル君」との連携を2016年5月11日に開始した。

MedPeerとヒフミル君の連携イメージ
MedPeerとヒフミル君の連携イメージ
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 ヒフミル君は、遠隔診療を支援する医師向けアプリ「ヒフミル」のサービスの1つ。医師は同アプリを用いてヒフミル君で相談を投げかけると、12時間以内に専門医から診療アドバイスを得られる。

 一方、MedPeerでは会員の医師が症例の鑑別診断に挑み、診断プロセスを共有・追体験することで診断力向上に役立てる「症例検討会」を提供している。今回の連携では、この症例検討会において「ヒフミル君クイズ」が出題されるようになる。ヒフミル君で実際に相談があった皮膚疾患症例の鑑別診断に、MedPeerの医師会員が挑戦。ヒフミル君の皮膚科専門医が総評を行う。

 このクイズを通じ、症例と全国の医師による鑑別結果がMedPeerにナレッジ(集合知)として蓄積されるという。これにより、非専門医の皮膚疾患診断力の向上を長期的にサポートしていく狙い。