インテグリティ・ヘルスケアが3月28日に開催したオンライン診療に関する説明会に登壇した同社代表取締役会長の武藤真祐氏(右)と同社代表取締役社長の園田愛氏
インテグリティ・ヘルスケアが3月28日に開催したオンライン診療に関する説明会に登壇した同社代表取締役会長の武藤真祐氏(右)と同社代表取締役社長の園田愛氏
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 PHCホールディングスの100%子会社であるPHCは、インテグリティ・ヘルスケアのオンライン診療システム「YaDoc」のPHCによる販売と、PHCが販売する電子カルテシステムとYaDocの連携に関する基本合意を締結した。電子カルテとオンライン診療のシステム連携によって、効率的な情報管理を狙う。

 PHCホールディングスは、2018年4月にパナソニック ヘルスケアホールディングスから社名変更したばかり。PHCは、「医療機器」「ヘルスケアIT」「ライフサイエンス」の3つをコア事業としており、今回の基本合意はこのうち「ヘルスケアIT」における製品ラインナップの拡充を目的とする。

 インテグリティ・ヘルスケアは2018年3月、YaDocと日本医師会ORCA管理機構の「日医標準レセプトソフト クラウド版(通称クラウド版ORCA)」をシステム連携させると発表している。その際に、今後は電子カルテとの連携も進める考えを示していた(関連記事)