「MS芝山町+太陽光発電所」
「MS芝山町+太陽光発電所」
(出所:e-flat)
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「MS芝山町+太陽光発電所」
「MS芝山町+太陽光発電所」
(出所:e-flat)
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 分譲販売型の太陽光発電事業を手掛けるe-flat(東京都中央区)は4月17日、同社グループ企業のe-farm(茨城県土浦市)が千葉県芝山町にソーラーシェアリング(営農型太陽光発電所)「MS芝山町+太陽光発電所」を整備し、営農を開始したと発表した。

 e-farmは、ソーラーシェアリングを活用して農業の収益基盤を安定化させる取り組みとして「SUN FLOWER PLUS+」を推進している。今回発表した千葉県芝山町の案件は、2017年3月に連系・営農開始した茨城県かすみがうら市のサイトに続く2件目となる。

 1万4226m2の面積に出力1.311MWの太陽光パネルを設置した。予想年間発電量は141万kWhを見込む。太陽光パネルはハンファQセルズ製、パワーコンディショナーはソーラーエッジ製を採用した。栽培作物はブドウで品種はシャインマスカット。

 発電事業者はe-flatで、EPC(設計・調達・施工)サービスも同社が担当した。営農はe-farmが、保守・点検・修繕はグループ企業のe-karat(東京都中央区)が担う。固定価格買取制度(FIT)による買取価格は32円/kWh。

 e-flatグループは今後、ソーラーシェアリングを積極的に推進することで営農の持続的成長と耕作放棄地の活性化を促し、全国規模の地域創生を目指すとしている。