記者がトンカツを試食…

 報道発表会では、トンカツを試食することができた。電気味覚フォークに刺したトンカツを舌に押し当てて、無塩であることを確かめてからフォークのスイッチを入れたところ、確かに、塩味が感じられた。操作も非常に簡単だ。

 ただ、フォークの金属味も通常より強く伝わる、通常のフォークとはやや異なる握り方をしなければならない、というデメリットも。金属味は電流の流し方を工夫すれば減らせるそうで「味覚提示の精度を上げたり、筐体を小さくしたり、まだまだ改良・洗練していく余地がある」(中村氏)という。

電気味覚フォークで料理を楽しめるレストランが近い将来、開店するかも?
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