海老名物流センター(仮称)
海老名物流センター(仮称)
(出所:大和物流)
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 大和ハウスグループの大和物流(大阪市)は年3月3日、神奈川県海老名市に、南関東エリアの建築・建材物流センター「海老名物流センター(仮称)」を建設する。3月3日に着工した。屋根上に出力約490kWの太陽光パネルを設置し、発電した電力は全量売電する。

 LED照明を全館に導入し、環境に配慮した省エネルギー運営を行う。竣工は10月末、稼働は11月の予定。

 鉄骨造地上2階建てで、延べ床面積は1万1817.42m2。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)海老名インターチェンジから約2.5kmに位置する。大和ハウス工業・竜ヶ崎工場から圏央道経由で容易にアクセスできるため、トラックの走行距離を約36%削減できる。

 2カ所の物流施設(神奈川県海老名市、相模原市)を集約し「物流総合効率化法」の認定を受けた。7割以上の総作業時間およびトラック待機時間の削減が見込める。同認定に基づく同社の物流センターは、岩倉物流センター(愛知県岩倉市)に続く2拠点目となる。