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伊佐市に「夜間売電型メガソーラー」、6.5MWhの蓄電池に全量充電

太陽光発電を安定電源化、エネルギー地産地消の核に

2017/03/07 15:36
金子憲治=日経BPクリーンテック研究所
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夜間に売電する国内初のメガソーラー
(出所:林建設)
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6.5MWhのLiイオン蓄電池を併設した
(出所:日経BP)
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LG化学のLiイオン蓄電池を採用
(出所:日経BP)
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「DCリンク」を採用(PCSのモニター)
(出所:日経BP)
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 鹿児島県伊佐市の建設会社、林建設(伊佐市)は2月1日、伊佐市大口太田の市有地に大型蓄電池を併設した夜間売電型のメガソーラー(大規模太陽光発電所)を稼働させた。

 太陽光パネルの設置容量は約1.2MW、パワーコンディショナー(PCS)の定格出力は1MW、Liイオン蓄電池の容量は6.5MWhとなる。

 発電所名は「ハヤシソーラーシステム高柳発電所」。夜明けから日中の午後6時までは、太陽光パネルからの発電電力の全量を蓄電池に貯め、夕方の午後6時から夜の午後12時までの6時間で蓄電池を放電し、充電電力の全量を九州電力の系統に送電する。この送電には、固定価格買取制度(FIT)が適用され、買取価格36円/kWhで売電できる。
 
 この案件は、2013年9月に伊佐市が遊休市有地を活用した太陽光発電事業に取り組む事業者を公募し、林建設が選ばれたもの。

 同発電所が、こうした売電パターンを採用したのは、九州電力のローカル系統に余裕がなく、上位系統の増強に要する工事費負担金が高額(43億~63億円)となったことが背景にある。

 林建設が公募に採択され、造成工事が完了し、太陽光設備の基礎工事に着手した時点で、こうした高額の工事費負担金を九電から提示された。

 これを受け林建設は、九電に対し、蓄電池設備を併設して、送電時間を変更することで、系統工事なしで連系できないか交渉し、系統接続の個別協議を申し込んだ。

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