インドのMahindra Susten社は2月6日、同国北西部のラジャスタン(Rajasthan)州のBhawanimandiで出力2.2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が稼働を始めたと発表した。

 Mahindra Susten社はインド自動車大手のMahindra and Mahindra社傘下のグループ企業で、太陽光などのEPC(設計・調達・施工)サービスを手がける。2010年にMahindra EPC Services社として設立され、2015年2月に現在の社名となった。これまでに合計1625MW分のプロジェクトを手がけた実績があるという(関連記事)。

 今回のプロジェクトでは、繊維工業大手であるSutlej Textiles and Industries社(STIL)の工場などの屋根上、20万平方フィート(約1万8600m2)以上の面積に太陽光パネルを設置した。ラジャスタン州で稼働中の屋根上太陽光発電システムとしては最大という。

 年間約320万kWhの発電量を見込む。STILは再生可能エネルギーの電力によって繊維の製造コストを削減するだけでなく、同社製品の市場における競争力の強化と、未利用だった屋根上の有効活用を実現できたとしている。