南紀白浜ソーラーウェイ
南紀白浜ソーラーウェイ
(出所:国際航業)
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 日本アジアグループの国際航業(東京都千代田区)は1月29日、和歌山県が保有する南紀白浜空港の敷地内にメガソーラー(大規模太陽光発電所)「南紀白浜ソーラーウェイ」が完成したと発表した。

 和歌山県が公募した「県有地(南紀白浜空港空地)利用による太陽光発電設置事業」に同社が選定されたもので、2018年4月から建設を進めてきた。空港敷地内の法面を有効活用した。立地面積は約3万4408m2

 法面の傾斜角は約25度で、勾配に対して水平に太陽光パネルを約1万4300枚設置した。基礎工法は杭基礎を採用した。設置容量は2.5088MW、連系出力は1.995MW。年間発電量は、一般家庭約729世帯分に相当する約323万1429kWhを見込む。

 太陽光パネルはソーラーフロンティア製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。EPC(設計・調達・施工)およびO&M(運営・保守)サービスはJAG国際エナジーが担当する。発電した電力は関西電力に全量売電する。