地鎮祭が行われた
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(出所:日経BP)
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建設予定地の現況
建設予定地の現況
(出所:日経BP)
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建設予定地の現況
(出所:日経BP)

 スペインの再生可能エネルギー開発会社、エクセリオ(X-Elio)の日本法人であるエクセリオ・ジャパン(X-Elio Japan、東京都中央区)は1月27日、宮城県に建設するメガソーラー(大規模太陽光発電所)「大和富谷メガソーラー発電所」の地鎮祭を開催した。

 開発用地は、富谷市と大和町にまたがる約71haの山間で、連系出力は36MW、設置する太陽光パネルの容量は38MWとなる。宮城県から林地開発許可を取得し、2016年11月に着工した。完成は2018年8月の予定。

 地鎮祭には、プロジェクト関係者のほか、大和町の浅野元町長、富谷市の大庭豪樹副市長など、約60人が参列し、神事が行われた。

 祭事後の挨拶で、浅野町長は「大和町は人口増で都市化しつつも、自然も豊か。環境にやさしい発電所の一刻も早い完成を期待する」。大庭副市長は「富谷市は昨年10月に町から市になったばかり。メガソーラーは新たな街づくりにも資する」と、祝辞を述べた。

 「大和富谷メガソーラー発電所」は、エクセリオの出資したSPC(特定目的会社)が事業主体となり、プロジェクトファイナンスを組成して国内金融機関から融資を受ける。買取価格は36円/kWh。