九電工が林地に設置した20MW規模のメガソーラーの例
九電工が林地に設置した20MW規模のメガソーラーの例
(出所:日経BP)
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 九電工は1月15日、伊藤忠商事と共同で、佐賀県に出力約21MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「佐賀相知太陽光発電所」を開発すると発表した。佐賀県で最大規模の出力となる。

 発電事業者は、両社が折半出資したSPC(特定目的会社)である、佐賀相知ソーラーとなる。佐賀相知ソーラーは同日、福岡銀行と今回のプロジェクトに関する融資契約を締結した。

 唐津市相知町押川にある、林地を含む敷地面積約32万m2の土地に、7万5144枚の太陽光パネルを並べる。

 1月中に着工し、2018年4月に売電を開始する予定。稼働後は、九州電力に売電する。年間発電量は、一般家庭約4223世帯分の消費電力に相当する、2386万3147kWを見込んでいる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスとO&M(運用・保守)は、九電工が担当する。太陽光パネルはハンファQセルズ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用する。