JFEスチールとジャパン マリンユナイテッド(本社東京)は共同で、超大型コンテナ船のアレスト性能(ぜい性亀裂の伝播を停止させられる性能)を確保する「構造アレスト設計技術」と、溶接効率を高める「狭開先アーク溶接技術」を開発した。前者はすみ肉溶接部に、後者は突き合わせ溶接部に用いる技術で、コンテナ船の大型化に伴ってニーズの高まる鋼板の肉厚化や高強度化に対応する(図1)。両技術を1万4000TEU(twenty-foot equivalent unit、20フィートコンテナ換算)クラスの超大型コンテナ船に適用した。
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