情報通信機器、OA機器、LED照明の販売を手掛けるエフティグループは1月5日、茨城県つくば市に保有する集合研修施設「つくばビジネスサポートセンター」に太陽光発電設備を導入したと発表した。
336枚の太陽光パネルを屋根上と壁面、駐車場(カーポートの上部)の3サイトに設置し、同施設内で全量を自家消費する。年間の発電量は8万9389kWhを見込んでいる。同社のグループ会社が施工した。太陽光パネルの容量など設備概要は未公表。
同施設は、宿泊施設も備えた2階建てのビルで、つくば市沼崎にある。既に同社グループの扱うLED照明や自然冷媒ガスを導入しており、今回の太陽光発電設備の設置により、環境負荷をさらに削減するという。
同社は、成長戦略の重要な柱の1つに環境関連事業の強化を掲げている。主力商品であるLED照明の販売・施工・保守や自然冷媒ガスに加え、アローズコーポレーション(大阪府吹田市)と資本業務提携し、太陽光発電設備、蓄電池も拡販していく予定という。