米Cypress Semiconductor社は、自動車のヘッドライトなどの駆動に向けたLEDドライバーIC「S6BL112A」を発売した。同期整流方式を採用した降圧(バック)型DC-DCコンバーター回路を使ったLEDドライバーICである。車載半導体ICの品質規格「AEC-Q100グレード1」に準拠する。同社は、「車載機器対応のLEDドライバーICでは、同期整流方式に対応したのは業界初」と主張する。スイッチング周波数は205k〜2.1MHzの範囲で設定できる。2.1MHzと高い値に設定すれば、外付けのインダクターに小型で安価な素子を採用できるという。ヘッドライトのほか、昼間点灯ライト、クリアランスライト、フォグライト、後方コンビネーションライト、ターンライトなどの駆動に向ける。
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