米Maxim Integrated社は、従来品に比べて消費電力を50%削減できるIO-Linkマスター用トランシーバーIC「MAX14819」を発売した。IO-Linkとは、センサーやアクチュエーターなどを接続する用途に向けたインターフェース規格である。「IO-Link 1.1.2」仕様や「IEC 61131-2」規格、「IEC 61131-9」規格に準拠する。発売したICは、デュアルチャネルのトランシーバー機能に加えて、フレーマー機能やL+電源出力機能(センサーへの電力供給用)などを搭載した。同社によると、「Industry 4.0に対応したアプリケーションに向ける」という。具体的には、プログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)や、IO-Linkマスター機器、IO-Linkゲートウェー機器などを挙げている。
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