オーストリアams社は、6つの異なる波長の光を検出できるマルチスペクトルセンサーIC「AS7262/AS7263」を発売した。AS7262は可視光領域に対応したセンサーICで、450nmと500nm、550nm、570nm、600nm、650nmの光を検出できる。各波長の半値全幅は40nm（標準値）。一方、AS7263は近赤外線領域に対応したセンサーICである。対応する波長は、610nmと680nm、730nm、760nm、810nm、860nmである。各波長の半値全幅は20nm（標準値）である。分光分析や植物栽培、カラーマッチング、製品認証、銀行通帳の検証、食品安全管理などの用途に使える。パッケージは外形寸法が4.5mm×4.4mm×2.5mmと小さい20端子LGAで、消費電力も少ないため、スマートフォンやタブレット端末などへの搭載も可能という。
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