東芝は、同社従来品に比べて動作(ダイナミック)抵抗を約50%削減した静電気放電(ESD)保護ダイオードを10製品発売した。同社は「TVS(Transient Voltage Suppressor)ダイオード」と呼ぶ。同社独自のESD保護ダイオード製造技術「EAP(ESD Array Process)-IVプロセス」を採用することで、動作抵抗を削減した。このためESDによるサージ電圧や雑音を吸収する性能が高まり、低いクランプ電圧を実現できるようになったという。端子間容量は、製品によって異なるが0.2pFもしくは0.35pFといずれも低い。このためUSB3.0/3.1やHDMIなどの高速インターフェースへの適用が可能だ。スマートフォンやタブレット端末、ウエアラブル機器などに向ける。
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