三田市に竣工した約7.3MWのメガソーラー
三田市に竣工した約7.3MWのメガソーラー
(出所:バイテックソーラーエナジー)
[画像のクリックで拡大表示]

 バイテックホールディングスのグループ会社であるバイテックソーラーエナジー(東京都品川区)は12月4日、兵庫県三田市に、出力約7.3MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を竣工し、運転を開始したと発表した。

 事業用地は、残土処理場だった遊休地を造成した。EPC(設計・調達・施工)サービスは栗原工業が担当し、太陽光パネルはカナディアン・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。総事業費は約24億円。

 年間発電量は約773万kWhを見込み、これは一般家庭の約2100世帯分に相当する。

 バイテックソーラーエナジーは、現在、全国27カ所に44.3MW分のメガソーラーを稼働させている。三田市のメガソーラーは、同社にとって特別高圧送電線に連系する第1号案件となる。今後、2年間で累計40カ所、約112MWの太陽光発電所が稼働予定という。

 同社では、太陽光発電所に続いて、小水力・バイオマスなどの発電所も立ち上げる予定。また、新規事業として植物工場やソーラーシェアリングを含めた農業ソリューションの提案も推進していくとしている。