ソフトバンクグループは12月15日、同社などが出資するインドSB Energy社が、インドのアンドラプラデーシュ州における出力350MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)による発電事業を落札したと発表した。ソフトバンクグループによる、インドで初の太陽光発電事業となる。

 SB Energy社は、ソフトバンクグループとインドのバーティ・エンタープライゼズ、台湾フォックスコン・テクノロジー・グループの3社による合弁会社。SB Energy社は、インドにおいて合計出力20GWの再生可能エネルギー発電の実現を目指している。

 今回、インド中央政府による出力350MWの太陽光発電プロジェクトを25年間、4.63ルピー/kWh(約9.12円/kWh)の売電価格で落札した。

 落札した発電事業は、インド中央政府が2009年に施行した太陽光発電施策「ジャワハルラル・ネルー・ナショナル・ソーラー・ミッション(Jawaharlal Nehru National Solar Mission:JNNSM)」における最大規模の事業という。アンドラプラデーシュ州が所有する土地、道路、排水設備などが発電事業者に提供される。

 メガソーラーは、アンドラプラデーシュ州カルヌール地方の「Ghani Sakunala Solar Park」に建設する。