米Duke Energy社は11月24日、米国ノースカロライナ州にある、米グーグルのデータセンターに太陽光発電電力を供給すると発表した。

 同州のレノア(Lenoir)にあるグーグルのデータセンターに供給する。このデータセンターは、規模を拡張し、電力の一部を太陽光発電電力で賄う。

 グーグルは、2013年にレノアのデータセンターに6億米ドルを投じ、拡張する計画を発表するとともに、Duke Energy社と提携し、Duke Energy社が進めている再生可能エネルギー関連プロジェクト「Green Source Rider program」に参画することを明らかにしていた。今回の太陽光発電電力の購入も、その一環という。

 Duke Energy社は、ラザフォード郡にある所有地に、合計出力61MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を導入する。メガソーラーの発電事業者となるRutherford Farms社とDuke Energy社は電力購入契約を結び、グーグルのデータセンター向けの太陽光発電電力を得る。

 Duke Energy社は、全世界で合計出力1.2GWの再生可能エネルギー電力の購入契約を締結済みとしている。