各種規格が乱立する産業機器用のEthernet規格で、相互接続に向け業界団体同士が協力する動きが出てきた。主に日本で使われるCC-Linkの CC-Link協会(CLPA)と、主に欧州で使われるPROFINETの PI(PROFIBUS & PROFINET International)は共同で、相互接続に向けた仕様書を、2016年11月を目処に策定すると発表した。 相互接続の仕様に基づく標準のゲートウエーを使うことで、一方の規格の製造装置や機器を別の規格の装置や機器に接続できるようになる。現在使用しているEthernet規格によらず最適な装置・機器を使えるようになるとする。
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