浜松ホトニクスは、イオン検出用CMOSセンサを開発し、2016年4月頃のサンプル出荷を目指すと発表した。イオン濃度の2次元分布動画像を、通常の可視光動画と同時に撮影することができる。豊橋技術科学大学 澤田和明教授の提唱する、「イオン濃度を電荷量として検出する画素技術」のライセンス供与を受けて実用化した(関連記事)。バイオ・生化学分野における「蛍光反応などを使わずに、細胞間のイオンの状態や変化を動画像としてリアルタイムで検出したい」という要望の応えるほか、医療、農業、工業などの分野での応用も期待する。
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