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日経ものづくり 2017年5月号

レポート

エクセディ、設計情報統合を短期間に実現 隣の部署のデータが見える

  • 木崎健太郎
  • 2017/04/28 00:00
  • 1/3ページ

出典:日経ものづくり、2017年5月号、pp.32-33(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 エクセディは、社内のさまざまな部署が持つ技術文書データを一元的に検索・参照できるシステム「EXPRESS(技術情報)」の利用を2017年初めから開始、このほど公表した。手動変速機用クラッチや自動変速機用トルクコンバーター、建設・産業機械用変速機と関連製品、2輪車用クラッチの複数の事業部門にまたがり、開発部門と生産技術部門、品質保証部門(以下、品証部門)の3部門のデータを一括して検索・参照できる(図1、2)。利用者はほぼ全ての部門にわたり、利用人数が600人に及ぶ大規模なシステムでありながら、瞬時に文書を検索できる応答性の良さを確保。これを同社は9カ月あまりという短期間で立ち上げた。

図1 部品に関連する文書を検索した画面
画面の左半分が部品表相当の情報で、右半分がある部品に関連したさまざまな文書のリスト。右端の欄はデータの所在を示す。
[画像のクリックで拡大表示]
図2 4つの文書を同時に表示
検索した文書のリストから複数を選んで同時に内容を表示する機能を設けた。
[画像のクリックで拡大表示]

 開発部門にとっては、過去の製品について製造部門が持つQC工程表や、品証部門が持つ検査成績書といった実績情報を簡単に参照できるため、より問題の少ない、完成度の高い設計結果を得やすくなった*1。情報収集工数は約1/3になったという。加えて、「開発部門に限らず、設計情報を受け取って利用する部門の利便性も向上した」(同社上級執行役員開発本部本部長の藤本真次氏)。

*1 数年前から3D-CADによる、製品設計と生産技術など複数の部署が連携する同時並行開発に取り組んでいる。同時並行開発を実行する上で、部署間の情報共有が不可欠であることから、3D-CAD導入と合わせて情報共有システムの実現に取り組んだ。

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