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日経エレクトロニクス 2017年11月号

Emerging Biz

エンジン車廃止は未曾有のプロジェクト、商機もリスクも巨大

【テクノ大喜利まとめ】エンジン車廃止の潮流に商機を探る

  • 伊藤 元昭
  • 2017/10/19 00:00
  • 1/3ページ

出典:日経エレクトロニクス、2017年11月号、pp.72-73(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 エンジン車を廃止する動きが世界中で突然活発化してきた。フランスと英国の政府は、2040年以降、ガソリン車とディーゼル車の新車販売を禁止すると発表。インドは2030年までにエンジン車の国内販売を禁止し、巨大市場の中国もエンジン車の生産・販売を禁止する検討に入った。スウェーデンVolvo社は2019年にエンジン車の販売を中止し、新型車のすべてを電動車にする計画だ。

 これまで自動車関連の環境保全手段は、温室効果ガスの排出規制や、税制や補助金による電気自動車(EV)の普及促進が中心だった。今回の動きは既存車の命運を断つ踏み込んだ施策だ。急激な変革を伴う大きな潮流へ発展する可能性が高い。

 EVでは、エンジン車と全く異なる技術体系と業界構造が求められる。機械部品に代わって電気・電子部品の存在感が大きくなり、電気・電子業界に新たな商機が生まれることは確実だ。今回は、エンジン車廃止の影響と商機を議論した(表1)。

表1 「エンジン車廃止の潮流に商機を探る」をテーマにしたテクノ大喜利の回答
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