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日経Automotive 2016年4月号

Features

燃料改質エンジン

次世代の切り札へ

  • 清水直茂
  • 2016/03/10 00:00
  • 1/8ページ

出典:日経Automotive、2016年4月号、pp.46-51(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

次世代のエンジン技術として、注目が高まっている燃料改質技術。大手自動車メーカー各社が力を注ぐ。燃料を改質して別のものに変え、燃えやすくする。EGR(排ガス再循環)と組み合わせると、エンジンの熱効率を大きく高められる。コストは高くない。実用化に向けた課題を解決する道も見え始めた。早ければ2018~2019年に実用化する。

写真提供:Bosch社

 「期待している技術。(技術者らに)頑張れと言っている」――。

 こう檄を飛ばし、水面下で燃料改質技術を採用したエンジン開発に取り組んでいると明かすのが、マツダでエンジン開発を統括する人見光夫氏(常務執行役員)だ。「SKYACTIV」技術で躍進し、今やエンジン開発の先駆者と言えるマツダ。その立役者である人見氏の目に燃料改質技術は、今後のエンジン開発のカギを握ると映る。

 同技術の主流は、燃料と排ガスを触媒に通して水素に変えるもの。吸入空気に混ぜることで、燃焼を速くする。排熱回収効果と相まって、エンジンの熱効率を大きく高められる(図1)。

図1 熱効率向上のカギを握る燃料改質
燃料改質技術は、比較的安いコストで最高熱効率を大幅に高められる。過給技術の改善や摩擦損失の低減などと合わせて、現状で40%の最高熱効率を45%近くまで高められる可能性がある。カッコ内は熱効率向上に寄与する値で、本誌の推定。
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