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日経Automotive 2017年8月号

New Car Report

日産自動車「エクストレイル」、自動運転技術プロパイロット搭載

  • 小川計介
  • 2017/07/10 00:00
  • 1/2ページ

出典:日経Automotive、2017年8月号、pp.36-37(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 日産自動車は2017年6月、SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「エクストレイル」を部分改良した(図1)。2016年8月に全面改良したミニバン「セレナ」に続いて、自動運転技術「プロパイロット」を搭載したのが特徴だ(図2)。プロパイロットのシステム価格は14万400円である。

図1 部分改良したSUV「エクストレイル」
(a)車両。ミニバン「セレナ」に続いて、自動運転技術「プロパイロット」を搭載した。(b)単眼カメラ。カメラで前方の車線や先行車を検知する。
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図2 プロパイロットの操作
(a)インパネ。(b)セレナ同様に、ステアリングホイールのスイッチで設定する。(c)設定確認画面はセレナより小さい。マルチインフォメーションディスプレーを使った。
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 エクストレイルの新機能や改善点は、プロパイロット搭載の他、ハイブリッドモデルの燃費改善、足を振るだけでバックドアを自動で開閉できる機能などである。

 プロパイロットは、高速道路の単一車線の“自動運転”機能である。セレナと比べて「チューニングした程度で、基本は同じ」(電子技術・システム技術開発本部アシスタントマネージャーの河原武央氏)。ただし、これまで通り“レベル2”の運転支援システムであるため、運転者が車両周囲を確認する必要があり、事故の責任も運転者にある。ステアリングホイールから手を放すと早ければ5秒程度で、警告音とともに注意の表示が出る。

 単眼カメラで、車両前方の車線や先行車を検知し、停止から高速走行時までステアリング、アクセル、ブレーキの操作を支援する。システムが作動している最中は、基本は運転者に代わってシステムが運転操作を担う。

 高速道路を試乗したところ、トンネル内の暗闇や、トンネルから出た直後の明るさが変わる場面でも、問題なくシステムが作動した。「ヘッドランプのロービームの照射で車両前方を検知できるため夜間も使える」(河原氏)。

 セレナのプロパイロットとの違いは、表示部だ(図3)。セレナはインパネの表示部が横に広く、7インチの大型モニターだった。一方の新型エクストレイルは、速度メーターとタコメーターの間にある液晶のマルチ・インフォメーション・ディスプレーを使う。表示部が小さいため、表示する要素を上下に分けた。

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図3 プロパイロットの設定確認画面(他車)
(a)セレナ。大きめの7インチディスプレーを配置した。(b)2017年後半に発売する次期「リーフ」。表示はセレナと似ている。

 上側のアイコンや数字はシステムが常に表示する情報である。左にあるステアリングの緑マークは、車線を検知して操舵支援がオンになっていることを示す。その右のクルマの緑のマークは、先行車を検知して追従走行がオンになっていることを示す。右から2番目はシステムの最高速度の設定となる。

 画面中央から下側にかけてはこの状態をより視覚的に示したものだ。システム作動中に警報する場合は、下側の表示は消えるが、上側の表示は残るため、運転者は常にシステムの状態を確認できるようになっている。

 2017年後半に発表する次期「リーフ」は、ステアリングホイールの前にセレナと似たような表示を採用することから、液晶メーターを搭載すると見られる。

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