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HOME有料会員向けトップ > Web 2.0を起点に展望、センサーネットワークの今後

日経エレクトロニクス 2017年1月号

IoTの原点、センサーネットワークの本質

Web 2.0を起点に展望、センサーネットワークの今後

(第3回)

  • 猿渡 俊介=大阪大学 大学院情報科学研究科 准教授
  • 2016/12/19 00:00
  • 1/6ページ

出典:日経エレクトロニクス、2017年1月号、pp.144-148(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

連載の第3回は、次世代のIoT社会の基盤となるセンサーネットワークの今後について解説する。ポイントになるのが、Web 1.0からWeb 2.0と呼ばれる段階へ発展を遂げたネットワークサービスやそのビジネスのさらなる進化である。その進化の予測に則って、センサーネットワークの今後を展望する。(本誌)

 ネットワークサービスやそのビジネスは、初期段階を経てWeb 2.0と呼ばれる新しい段階へ発展を遂げた。現在のWeb 2.0が電脳空間のみで形成していることは、今後、現実の物理空間を含めて実現されていくはずだ(図1)。この予想に則って考えれば、センサーネットワークの今後を展望するために必要な要件が見えてくる。

Web 2.0=2005年後半ごろから用いられた、新しい技術的・構造的要素が含まれているサービスのコンセプト(概念)を象徴的に表す言葉。厳密な定義はなく、「動的」「参加型」「相互補完的」などの特徴を持つ技術やビジネスモデルの総称。
図1 センサーネットワークの今後のポイント
サイバネティクスの構成要素のうち、電脳空間で進められているWeb 2.0の特徴が、センサーやアクチュエーターなど物理空間を含めて実現されていく。
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