本コラムでは、「ITとFAの融合によるものづくりの変革」という世界的な潮流について、産官学の有識者が動向や取り組みなどを紹介し、日本の製造業が新たなものづくりの在り方を構築するための複眼的な視点を提供します。この分野に詳しい鈴木俊吾氏が全体の「NAVIGATOR」として、各回の読み所を解説します。
鈴木俊吾(すずき・しゅんご)
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)イノベーション推進部標準化・知財戦略グループ主幹。1993年日本大学理工学部航空宇宙工学科卒業、通商産業省入省。主に、標準化、研究開発、製造業を担当する部署を歴任。産業オートメーションやナノテク、超電導などの分野に関わる。2014年7月より現職に出向、インダストリー4.0を含む標準化戦略の調査などを実施。